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知財学習帳

知財について学んだこと

欧州の参戦で、特許訴訟の中心は米欧中の三つ巴に?

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2016年11月7日、ウォールストリートジャーナルは、中国が特許訴訟を提起する場として魅力的になっていることを伝えました。

 

その理由として、中国の特許訴訟の手続きがスピーディーになり、コストも安価で、中国で侵害が認められれば、中国国内の製品に適用されるだけでなく、中国で製造した物の輸出にも適用されるため、原告はライセンスの交渉ツールが得られることを挙げています。

 

www.wsj.com

 

これにより、特許訴訟の比重は、現在、特許訴訟の中心となっている米国から中国に移るものと考えていました。

 

ところが、2016年11月28日、英国が欧州統一裁判所協定に批准する計画を進めることを発表しました。

www.gov.uk

 

これにより、欧州統一裁判所が近く実現するとなると、特許訴訟の場の選択肢には欧州統一裁判所も入ってきます。

 

欧州は、コスト的には中国に及ばないかもしれませんが、市場規模やグローバル企業が多いことを考えると魅力的な戦場となるでしょう。

 

これにより、今後の特許訴訟の中心は米国、中国、欧州になると考えられます。

 (日本が入っていないのが寂しいですね。日本も東南アジアを巻き込む等してここに食い込めるとよいのですが。)